哲学塾カント
基礎から哲学に触れる事が出来る新しい塾
ほとんどの哲学書は自分勝手に読んでも、じつは何もわからないものです。
哲学書を正確に読み解くには独特の技術が必要で、いい加減なわかり方ほど危険なことはありません。こういう理念のもとに、さまざまな西洋(翻訳)とわが国の定評ある哲学書を題材にして、一字一句正確に読む訓練をするのがこの塾です。
まじめに哲学を志す人なら、誰でも参加できます。
講座開講スケジュール
新規講座・特別講座・その他お知らせについて
- <9月より開講>A. 哲学入門(講師:中島義道)
- 中島先生の『てってい的にカント その二 「純粋理性」の舞台裏』(ぷねうま舎)が、本日7/25(木)より発売されます
- 『てってい的にカント』の特別講義が実施されます
- Lp講義(ライプニッツ『モナドロジー』を徹底的に読む)の休講について
- 中島先生の『てってい的にカント その一 コペルニクス的転回の全貌』(ぷねうま舎)が、5/24(金)より発売されます
新規講座・特別講座・その他お知らせ一覧ページはこちら⇒https://philosophy-kant.com/category/new_special_class/
哲学塾カントについて
受講スタイル
哲学塾カントの講座は、すべてオンラインでのライブ講義です。
初心者向けから大学院レベルまでの講座を、ご自身で自由に組み合わせて受講できます。
※L2以外の講義では、講義後に録画を送付いたします。欠席時の補習や、復習等にご活用ください。また過去の録画アーカイブの送付についても、ご相談承ります。
入塾方法
初めて受講される方は、入塾料2000円をお支払いください。一度支払えば、哲学塾が存続する限り有効です。
入塾料のお支払いは、「講座SHOP」内の「入塾料」をご購入ください。
受講方法
「講座SHOP」より、「月謝チケット」をご購入ください。
受講料の納入期限は、当月の5日もしくは当月最初の受講日のいずれかの早い方となります。
お支払いがやむを得ず遅れる場合は、事務局へご一報ください。
講座内容
A.哲学入門(哲学書の読み方)(オンラインライブ)
講師:中島義道
哲学書の読解技術について解説します。
開催日:10/12,10/27,11/9,11/30,12/14,12/28
(講座内容詳細はこちら)
De.デリダ『声と現象』を読む(オンラインライブ)
講師:串田純一
デリダの『声と現象』を読んでいきます。
開催日:10/5,11/2,12/14
(講座内容詳細はこちら)
D1.ドイツ語初級:二ーチェ『ツァラトゥストラ』を読む(オンラインライブ)
講師:中島義道
『ツァラトゥストラ』をドイツ語で初めから読んでいきます。
開催日:10/5,10/19,11/2,11/16,12/7,12/21
(講座内容詳細はこちら)
E. エイヤー『言語・真理・論理』を読む(オンラインライブ)
講師:長田怜
分析哲学のかつての「正統派」論理実証主義を広めた『言語・真理・論理』(初版は1936年)を読みます。
開催日:10/19,11/16,12/21
(講座内容詳細はこちら)
Fk.現代フランス思想入門(オンラインライブ)
講師:福田肇
メルロー=ポンティの『知覚の現象学』(1945年)を読解します。
開催日:10/5,10/20,11/16,11/30,12/1,12/8
(講座内容詳細はこちら)
Fr2.フランス語中級:カミュ原典購読(オンラインライブ)
講師:小野文良
カミュの『異邦人』を原文でゆっくり読んでいきます。
開催日:10/13,10/27,11/10,11/23,12/7,12/22
(講座内容詳細はこちら)
Gr1.ギリシア語初級講読(オンラインライブ)
講師:加藤喜市
『ギリシア哲学者列伝』を読んでいます。
開催日:10/5,11/9,12/14
(講座内容詳細はこちら)
Hd.ハイデガー『存在と時間』を読む(オンラインライブ)
講師:串田純一
『存在と時間』を冒頭から順番に読んでいきます。
開催日:10/26,11/23,12/28
(講座内容詳細はこちら)
Hg.ヘーゲル「精神現象学」を読む(オンラインライブ)
講師:中島義道
ヘーゲルの『精神現象学』を読んでいます。
開催日:10/6,10/26,11/10,11/24,12/8,12/22
(講座内容詳細はこちら)
Hi.カント『実践理性批判』を読む(オンラインライブ)
講師:檜垣良成
カントの『実践理性批判』を読んでいます。
開催日:10/6,10/13,11/3,11/17,12/1,12/15
(講座内容詳細はこちら)
L2.ラテン語原典講読:スピノザ『エチカ』を読む(オンラインライブ)
講師:樋笠勝士
『エチカ』を最初から読んでいます。
開催日:10/12,10/19,11/10,11/30,12/7,12/21
(講座内容詳細はこちら)
Lp.ライプニッツ『モナドロジー』を徹底的に読む(オンラインライブ)
講師:酒井潔
ライプニッツの元は無題の著作「モナドロジー」のフランス語原文を読みます。
開催日:10/20,11/10,12/8
(講座内容詳細はこちら)
M.アリストテレス「ニコマコス倫理学」を読む(オンラインライブ)
講師:加藤喜市
西洋倫理学の古典であるアリストテレスの『ニコマコス倫理学』を、翻訳を用いて毎回1章ずつ、丁寧に解説します。
開催日:10/19,11/17,12/28
(講座内容詳細はこちら)
Os.分析哲学入門(オンラインライブ)
担当:長田怜
分析哲学について、毎回テーマを1つ選んで解説します。大陸哲学との歴史的・概念的関係を踏まえながら、「分析哲学とは何か」を問いかけ、考えていきます。
開催日:10/12,11/9,12/7
(講座内容詳細はこちら)
R.ロシア語講読:ドストエフスキー『悪霊』を読む(オンラインライブ)
講師:齋須直人
作家の努力にもかかわらず、内容の過激さから長編『悪霊』に入れることができず、作家の死後30年経ってから刊行された章「チーホンのもとで」(スタヴローギンの告白)を読みます。
開催日:10/13,10/20,11/9,11/24,12/8,12/22
(講座内容詳細はこちら)
Rn.「臨済録」を読む(オンラインライブ)
講師:古川周賢
仏教・禅宗の基本テキストの一つ『臨済録』を、修行道場での経験や気付きを参考にしながら、宗門の伝統的な読み方に縛られないで、現代のわたしたちの問題関心を大切にしながら読んでいきます。
開催日:10/6,11/24,12/15
(講座内容詳細はこちら)
S.サルトル「存在と無」を読む(オンラインライブ)
講師:中島義道
サルトルの『存在と無』を読んでいます。
開催日:10/27,11/3,11/23,12/29
(講座内容詳細はこちら)
Sh.現代哲学の諸問題(オンラインライブ)
講師:塩谷賢
我々の理解にとって当たり前に前提されながら、知の進展によってその内実が大きく変わりつつある基本的な概念について哲学のみならず自然諸科学。社会諸科学、さらには生身で接する政治、経済、文化など様々な知の領域からの影響とその関連を、素朴に疑問に思ったことを自らの言葉で述べ、議論しながら考えることで、「知を友として愛する」知の良い消費者への一歩を踏み出そうと試みる。
開催日:10/18,11/29,12/27
(講座内容詳細はこちら)
To.時と永遠(オンラインライブ)
講師:中島義道
参加希望者は『明るいニヒリズム』(中島義道、P H P文庫、または P H P単行本)を用意してください。また、合わせて、波多野精一の名著『時と永遠』(岩波文庫)を厳密に読んでいきます。
開催日:10/13,11/3,11/17,12/1
(講座内容詳細はこちら)
W.ウィトゲンシュタインは何をしたのか?(オンラインライブ)
講師:入江俊夫
『論考』のウィトゲンシュタインやラッセルの「対象(単純対象)の形而上学」に対する『探究』の応答の続きを扱います。
開催日:10/26,11/23,12/15
(講座内容詳細はこちら)