◆担当講師:加藤喜市
◆内容:古典ギリシア語講読の講義です。 1ヶ月に1回のペースで、文法の解説を交えながらゆっくりと丁寧に読み進めていきます。 講読テクストは受講者の希望に応じて学期(3ヶ月)ごとに変更しますが、 今学期(7月〜9月)はアリストテレス『形而上学』Δ巻(=第5巻)の章をいくつか抜粋して読む予定です。前学期の積み残しとしてまず第7章の存在論の残りを読んでから、第8章「実体」や第19章「ディアテシス」第20章「へクシス」第21章「パトス」など、比較的短い章を選んで精読していきます。アリストテレスのテクストを読みながら、「ギリシア語で哲学する」ことに慣れていきましょう。
◆参加者には、原文と翻訳、「読解のヒント」を配布します。(なお、本講義は95分となります。)
◆対象者:ギリシア語既習者が原則ですが、未修者も可とします。
◆使用テキスト:
[PDF配布]:Jaeger, W., Aristotelis Metaphysica, Oxford Classical Text, 1957
[参考書]その他参考書はこちらをご参照ください⇒https://philosophy-kant.com/books/#Gr1
※月途中での受講開始の場合は、同月分の講座アーカイブが閲覧できます。
※欠席時のアーカイブ視聴あり
※本講座は月1回の開催を予定しています。