11月末に特別講義「サルトルとカミュ 実存主義の系譜」(講師:中島義道)を実施する予定です。
チケットと日程は、また後日掲載します。
以下は案内文です。
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両者は20世紀フランス(無神論的)実存主義の双璧とも言えるが(サルトルはカミュより8歳歳上)、その思想や生い立ちなど多くの点で対極的である。まずそのことを、具体的に確認しておきたい。
私は哲学的には(存在論、自我論、他我論など)サルトルの影響を強く受けたが、心情的にはむしろカミュの単純な思想に共鳴する。この辺りのねじれた私の心境を、むしろ「体験的に平易に」語ってみたい。
以上のことを通じて、哲学(すること)の魅力と限界に多少でも触れることができれば幸いである。