◆担当講師:加藤喜市
◆内容:古典ギリシア語講読の講義です。 1ヶ月に1回のペースで、文法の解説を交えながらゆっくりと丁寧に読み進めていきます。 講読テクストは受講者の希望に応じて学期(3ヶ月)ごとに変更しますが、 今学期(10月〜12月)は、西洋の存在論を切り拓いた哲学者パルメニデスのテクストを読む予定です。 馬車に乗って女神のもとへと誘われていく場面、断片1の冒頭から読み始めます(叙事詩の「序歌」の部分)。
◆参加者には、原文と翻訳、「読解のヒント」を配布します。 パルメニデスのテクストは内容的にもギリシア語的にも難解ですが、 詳細な読解のヒントをお配りしますので、この機会にぜひチャレンジしてみましょう。 (なお、本講義は95分となります。)
◆対象者:ギリシア語既習者が原則ですが、未修者も可とします。
◆使用テキスト:
・[PDF配布]Aland, B. et al.(eds.), The Greek New Testament. A Reader’s Edition, Deutsch Bibel-gesellschaft, 2014.
・[PDF配布]Dorandi, T. (ed.), Diogenes Laertius: Lives of Eminent Philosophers, Cambridge Classical Texts and Commentaries, Series Number 50, Cambridge University Press.
・[各自購入]水谷智洋「古典ギリシア語初歩」(岩波書店,1990年)文法の復習に使用します。ISBN:978-4000008297
・[参考書]その他参考書はこちらをご参照ください⇒https://philosophy-kant.com/books/#Gr1
※月途中での受講開始の場合は、同月分の講座アーカイブが閲覧できます。
※欠席時のアーカイブ視聴あり
※本講座は月1回の開催を予定しています。